江戸川自然動物園にて
 「猛禽類と自然のしくみに学ぼう。」という「自然教育プログラム」実施
  
  期日: 12月16日(土) 13:00〜14:30

  場所: 都立宇喜田公園 スポーツ広場(行船公園隣接、北葛西3-4)

  目的: 1)江戸川自然動物園の猛禽類に関する保護活動を地域社会に効果
       的に広報し、今後の取り組みについて考え、更に発展させる。

       2)「自然教育プログラム」のプロトタイプを(原型)となるものを制作し
       動物園やその他の団体に参考にしてもらう。

       3)来場者に自然を学ぶことの面白さを伝え、生態系のピラミッドなど
       を使って自然保護の重要性を実感してもらう。     

  出演: アトリエ・ファルコノイド
        「自然教育フライング・ホーク・チーム」
         杉崎一彦
         大橋邦啓
         遠藤圭一郎



 プログラム内容:
       司会:杉崎
       1)ファルコナー(鷹匠)紹介

       2)フライトショー
         @遠藤氏とハリスホーク
           渡り
           振り替え(子供達も参加)
           ルアーキャッチ
           ルアー・ドラギング(子供達も参加)

         A大橋氏とオオタカ
           振り替え
           渡り
           ルアーキャッチ

         B杉崎とハヤブサ
           旋回飛行、ルアーパス、ルアーキャッチ

         C遠藤氏とハヤブサ
           旋回飛行、ルアーパス、ルアーキャッチ

         D江戸川自然動物園による猛禽類保護活動の紹介
           動物園職員の長坂氏が保護されたハヤブサを手に据え客席を回る。

      3)自然教育に関するレクチャー及び猛禽類と自然のクイズ
         猛禽類の生態、生態系のピラミッドに関する問題を約20問。
         小学生中心にクイズを実施し回答者に「景品、賞品」をプレゼントする。
          *行動分析学理論の手法の「トークン・エコノミー」を活用。

          

      4)Q & A
         今回時間の関係で未実施。

      5)写真撮影会
      

 今回、「江戸川動物園の猛禽類保護に関する取り組み」を地域社会に効果的に紹介できないかということで、動物園から相談・依頼を頂き、アトリエ・ファルコノイドが企画制作を行いました。早速、この取り組みに賛同する同志を募り、「自然教育フライング・ホーク・チーム」を結成し、自然教育プログラムのプロトタイプ(原型)を作ろうとプログラム作成、脚本作成、準備、リハーサル、ミーティングを行いました。

 当日は約300〜400人にの来場者を迎えました。来場者の方々にはフライトショーをよく観察して頂き、その後に講義を含めた猛禽類と自然に関するクイズを行いました。クイズには行動分析学理論の手法である「トークン・エコノミー」を使い、来場者の積極的な参加を促すことができました。

 イベント後には、フライング・ホーク・チームと動物園の方々と反省会を設け、今後の取り組みについて話し合いました。自然教育プログラムのプロトタイプ(原型)制作には成功し、更に改善することでこのプログラムを発展させることができると確信しました。