ファルコノイド・ファルコンリー・アカデミー( Sugisaki )
[動物への愛情とは・・・・]
「愛情を軽率に論じる者ほど、真の愛情のことを知らない場合が多い」と言ったら怒られるであろうか。誤った愛情を行使している場合も多く、結果として無意図的虐待になっている場合もある。「愛情」を定義せずにそれを論じていたら、その可能性があるであろう。
「愛情論」を論じるためには、まず、「その定義」が必要で、そしてまた、愛情の行使者の「哲学(人間観、世界観)」が必要である。
●神による動物への愛
○生物への愛
多様な発生可能性
自然淘汰による種の強化、生物の強化
行動分析学:自然環境による強い種への強化随伴性
●人間による動物への愛
*人間の動物への愛を語る場合、一見矛盾する次の2つ観点で考えなければならない。
[巨視的(マクロな観点)]
○種への愛
人間が破壊してしまった生態系を回復、維持、改善すること。
自然環境保護(環境保全と人為的淘汰:害鳥獣駆除)
行動分析学:人間による生態系のピラミッド自体への強化随伴性
[微視的(ミクロな観点)]
○個への愛
長い年月を経て積載された人間の超自我(理性、倫理、良心)によってなされる。
傷病鳥治療
巣から落ちた雛の保護(愛護と誤認保護の問題)
動物の愛玩飼育(愛情と無意図的虐待の問題)
動物の擬人化
行動分析学:個体生命への強化随伴性
*鷹狩りとは「命を奪う趣味」と言えるので、動物への微視的愛情の行使を正当化することは非常に困難である。そこで、巨視的愛情の行使(「生態系のピラミッド維持への具体的取り組み」)が必要である。
@傷病鳥の保護、リハビリ
A自然保護活動への具体的取り組み
・具体的保護活動
・啓蒙活動