ファルコノイド・ファルコンリー・アカデミー( Sugisaki )
「速筋と遅筋」
筋肉は主に筋繊維というもので構成されていて、筋繊維には大きく分けて2種類があります。
@「速筋」:縮む速度が速い筋肉
A「遅筋」:縮む速度が遅い筋肉
●速筋:白筋(瞬発筋)
@瞬発力を引き出す時に使われる筋肉。
A無酸素運動の時によく使われる。
B疲れやすい筋肉。
C速筋を鍛えるには、高負荷低回数のトレーニングが効果的。
●遅筋:赤筋(持久筋)
@遅筋は、持久力を引き出すときに使われる。
A有酸素運動の時によく使われる。
B疲れにくい筋肉。
C遅筋を鍛えるには、低負荷高回数のトレーニングが効果的。
「猛禽類トレーニング」
●ジャンプ・アップ・トレーニング
主に「速筋」を鍛える訓練である。
「遅筋」は鍛えにくいので、ハヤブサ訓練には不十分な訓練である。
●ストレート・フライト
主に「速筋」をある程度鍛える訓練である。
●ルアーパス・旋回トレーニング
「速筋」も「遅筋」も鍛えることができる。
●旋回上昇飛行訓練
主に「遅筋」を鍛える訓練である。
生餌を使えば「速筋」も鍛えることができる。
「猛禽類と筋肉」
●ワシ・タカ
待ち伏せによるハンティングが多く、長距離の獲物追跡があまりないことから「速筋発達型」と言える。
●ハヤブサ
旋回上昇飛行をしたり、長距離の獲物追跡があることから、「遅筋発達型」と言える。
しかし、「速筋」もかなり備わっている。
「獲物と筋肉」
●雉類
長距離をあまり飛行することができずに「ブッシュ渡り」をすることから、「速筋発達型」と言える。
●鴨類
長距離の渡りをするので、「遅筋発達型」と言える。