ファルコノイド・ファルコンリー・アカデミー(Sugisaki)
「鳴く鳥と鳴かない鳥」
鳥は以下のような場合に鳴く。
@合図を送る場合。
・餌を求める。
・求愛する。
・威嚇する。
・警戒情報を送る。
Aストレスを抜く場合。
・喜び感情の発散。
・寂寥感情の発散
・苦痛感情の発散。
・恐怖感情の発散。
ここで取り上げる「鳴く」とは、保定するなど「恐怖を与えた場合に鳴く」ことである。どんな鳥が鳴いて、どんな鳥が鳴かないのか、論評してみる。
y=f(x)
y : 鳴き行動
x1: 生得性
x2: 習得性
x3: 嫌悪性刺激の程度
x1について
生まれつき刺激に対して敏感かどうか(敏感性格:敏感気質:神経気質)。
刺激に敏感であれば鳴き易い。
x2について
@学習により嫌悪性刺激に対しての「ストレス耐性」を獲得しているかどうか。
ストレス耐性を獲得していなければ鳴きやすい。
x3について
嫌悪性刺激の程度
*この場合、「どちらの鳥を選択すべきか」が問題になるが、「鳴かない鳥」の方が、神経質ではなく、ストレス耐性を獲得していると言えるので訓練者や人間環境に馴化しやすい。つまり、マニングやその他のトレーニングに適していると言えよう。