ファルコノイド・ファルコンリー・アカデミー ( Sugisaki )
「飼育下の猛禽類のプラック行動(獲物の羽抜き行動)」論説
獲物の羽抜き行動(プラック行動)には2つの意味がある。
1)獲物の羽を抜いて食しやすくする。
2)羽抜き行動自体から興奮を得る。(攻撃性好子)
飼育下の猛禽類の羽抜き行動の生起関数
y=f(x)
y:「羽抜き行動」の生起の程度(攻撃性好子獲得欲求の程度)
x1:食欲の程度(体重、体脂肪率の程度)
x2:嫌悪性環境刺激の程度
x3:人間への馴致の程度
●羽抜き行動は、食欲が比較的低く(体重、体脂肪率が高く)、嫌悪性環境刺激が低い場合に生起する。
野生のオオタカの場合、獲物を獲得した後に安全な調理場へ獲物を運び羽抜きを行う。