ファルコノイド・ファルコンリー・アカデミー(Sugisaki)
「ハヤブサの旋回上昇の原理」
〜回帰鳩(逃飛鳩)の使い方〜
訓練者がルアーで訓練しているハヤブサは、ある一定の高度以上は上昇し難い。なぜなら、上昇しなくてもある程度旋回すればルアーを得ることができるため、ルアー訓練では上昇する必要がないのである。ハヤブサが上昇するには理由がある。それは、上昇しなければ逃飛行する獲物にキックしたり、キャッチすることができないからである。ルアーは逃げることはない。
ハヤブサが上昇を意識するようになるのは、訓練者が良く逃げる鳩を使い始めたときからである。ハヤブサは訓練者がサーブする(放つ)鳩に急降下攻撃をするために上昇するようになる。飛行力のない鳩を使うとハヤブサはあまり上昇しない。上昇しなくても鳩をキャッチできるからである。良く上昇するハヤブサを作るには良く逃げることができる飛行力のある鳩を使用する必要がある。
「回帰鳩をサーブする適時性は・・・・?」
*スクールにて講義