ファルコノイド・ファルコンリー・アカデミー ( Sugisaki )
「能力試行性好子・能力発揮性好子」とは?
「攻撃性好子」という行動性・内在性の好子(自己刺激好子)がある。これは、攻撃することに
よって得られる興奮・快楽という強化子のことである。
●外在性強化子のよるオペラント強化
行動 → 外在性強化子 → 快楽性神経伝達物質分泌 → 行動形成
●内在性強化子のよるオペラント強化
行動(自己刺激性行動) → 快楽性神経伝達物質分泌 → 行動形成
これに似たもので「飛行性好子」という飛行することによって得られる興奮・快楽という強化子を
私は以前提唱した。これは、上昇気流の中、上昇飛行するハヤブサを観察して発見に至った。
最近、犬を飼育し始め、散歩の途中、成長する犬が自分の性能を試すかのごとく走り出し興奮を得る
行動を観察した。これを「走行性好子」と名付けることにする。
そこで、「攻撃性好子」「飛行性好子」「走行性好子」をまとめて「能力試行性好子、能力発揮性好子」
と名付けてはどうか?
能力を試すときや能力を最大限に発揮するときに得られる興奮・快感(好子)を「能力試行性好子、
能力発揮性好子」と呼ぶことにする。