ファルコノイド・ファルコンリー・アカデミー(Sugisaki )

●行動分析学
 
  1.行動形成法
    1)「フリー・オペラント法:スキャニング法」
       
動物を自由に行動させ、望ましい行動に近づいたら強化し、徐々に目標行動へと
      近づけていく方法。

    2)「指示棒誘導法:ターゲッティング法」
       
指示棒を使って誘導し、目標行動へと近づける方法。

    3)「身体的誘導法(物理的誘導法):プロンプト法」
      
 直接身体を誘導して、目標行動へと近づける方法。

    4)「観察学習法(モデリング法):ミミクリー法」
       
目標行動を観察させて目標行動を学習させる方法。

    5)「漸次接近法(逐次接近法)シェイピング法」
       
目標行動までをスモールステップス化し徐々に目標行動まで近づける方法。


  2.問題行動解消法
    1)「抹殺法」
      
 問題行動を生起している有機体自体を抹消してしまう方法。

    2)「嫌子による弱化法」
       
嫌子を提示して、問題行動を弱化させる方法。

    3)「無強化による消去法」
       
好子(強化子)を提示しないで、問題行動を消去してしまう方法。

    4)「対立行動分化強化法(非両立行動)」
       
問題行動と同時には成立しない優良行動・非問題行動を強化する方法。
       
    5)「合図弁別法」
       
合図をしたときにだけ問題行動を生起させるようにして、いづれその合図を出さない
      ようにする方法。

    6)「他行動分化強化法」
       
問題行動以外の行動を強化する方法。

    7)「動機修正法」
       
問題行動が生起する原因を根本から修正する方法。