Falconoid Falconry Academy ( Sugisaki)
「鷹を飼育する人の分類(Sugisaki私論)」
猛禽類を飼育する楽しみ方は様々ですが、以下のような分類を試みました。
●「“匠(たくみ)”としての鷹匠」
「鷹狩り」そのものを行って生計を立てている人。一種一羽を長い間飼育し、鷹と生活を共にし自然と人間との関わりを探求し、殺生を行うがために命の哲学をもつ人。鷹狩り技術だけでなく、「その道の匠」であるが故、人間としての品位・品格を有する
●「役職、資格名としての鷹匠」
いつくかの協会で、会員に資格試験を課し、合格者に鷹匠の資格を認定している。
これらの鷹匠は、主に日本の鷹狩りの歴史を調査研究すると共に、その技術や知識を後世に継承する役割を持つ。
また、社会貢献活動の一環として、自然教育や環境保全教育などの役割をもつ。
●「プロの鷹使い・鷹匠」
「鷹狩り」の技術を以下のように様々な形で使い、収入を得ることを目的とする人。
・映画、TV出演
・フライトショウ
・バードストライク防止
・害鳥駆除
・トレーニングバードの作成
●「鷹狩りの愛好家、ファルコナー」
「鷹狩り」を楽しむ人。
●「猛禽類マニア、猛禽類コレクター、猛禽類愛好家」
猛禽類の収集、飼育、猛禽類と共に暮らすことを趣味とする人。
●「猛禽類のトレーナー」
猛禽類のトレーニング自体に興味を持ち、トレーニングを実践している人。
また、猛禽類のトレーニングを行うことによって、収入を得ている人。
また、傷病野生猛禽類のリハビリテイションを行っている人。